日蓮宗教師・日蓮門下教師・寺庭婦人のみなさまへ
宗祖日蓮大聖人の抱かれたご理想は
「一天四海皆帰妙法」です。
私たちはこのご理想を実現するために
布教活動を展開する使命があります。
能化は常に未信徒を教化し
教線の伸展を図ることが必要不可欠です。
そのための方法が九識霊断法であり守護の証が倶生霊神符であります。
霊断師は混迷する世情の中にお題目の信仰を弘めて迷える人々を幸せに導いていくのです。
霊断法を以て檀信徒の人生苦を救う
「日蓮佛法をこころみるに道理と証文とにはすぎず。又道理証文よりも現証にはすぎず」
『三三蔵祈雨事』
九識霊断法 相伝宗主 髙佐日瑞
道理は、天地開闢以来、揺るぎないものです。
道理を発見し、その道理に基づかしめるために、教えがあります。
しかし、道理を教えるのは、謬りを糺して、無益な苦しみを取り除くためです。
つまり、苦からの救済が目的なのであって、道理を教えるのは手段に過ぎません。
私たち僧侶は、しばしばこのことを忘れてしまい、教えを説くのみで可としてしまいがちです。
道理に従って苦から脱れるのは、本人の理解と行いによります。
理解力があり、素直さがあり、強い意志を持つ人であれば、それができるかもしれませんが、必ずしも多くはありません。
道理によって救われない人を、救うにはどうしたら良いのでしょうか。
また、世の中には、人間の智慧才覚の及ばないことが、たくさんあります。
その場合、苦から脱れるすべはどこにあるのでしょうか。
日蓮大聖人さまがお説になっておられるのは、現証です。
如来秘密神通之力による霊験不可思議の救護こそ、それです。
正法は、道理に叶うばかりではなく、本仏の救いに預かることができなければなりません。
そうした正法であれば、理屈よりも現証が先に示されます。
お題目の神秘に触れ、本仏の救いに感謝できるようになって、初めて本当の日蓮法華信仰者です。
貴師が、九識霊断法相伝講習会で道理・文証・現証の三証が具足した、
真の日蓮仏教を学ばれ、檀信徒の苦を救い、本当の日蓮法華信仰者を育成されることを期待いたします。
第81回九識霊断法相伝講習会要項
期間 | 令和6年6月12日(水)~21日(金) |
講習会場 | 日蓮宗霊断師会本部 幸龍寺「天晴会館」 |
定員 | 30名 |
締め切り | 5月29日(定員になり次第締め切り) |
講習内容 | 教学科:日蓮仏教教義大意・整識観(超心理現象の原理)・運命観・倶生霊神観(霊験現象の原理) 相伝科:九識霊断法相伝・霊断法実習・五種護符相伝 別 科:倶生霊神符・霊断師十戒・充霊法華三昧法・聖典解説・実践信行・聖徒団運営と聖徒講習会・信仰行事説明・教線拡大事項 |
受講資格 | 日蓮宗教師(信行道場修了者)・日蓮門下教師・支部長の証明する寺庭婦人 |
申込方法 | 【受講申し込み方法の詳細はこちら】 |
受講者よろこびの感想
檀信徒・未信徒を導けると実感
Aさんの感想
私は相伝講習会を受講するまでは、何をもって教化・布教の現場に立てば良いのか疑問に思っておりましたが、新日蓮教学を学ばせていただき、霊断法を通じて檀信徒の方のみならず、未信徒の方をお題目の信行へと導き、救って結びつけることができるのだと実感しました。また、本講習会で学んだことを糧として、現在お寺離れといわれる様々な世相であるからこそ、今一度、今後のありかたや布教の方法について見つめ直し、現世安穏・後生善処を基として、僧俗一体となった信行に益々励んで行きます。
末法の現代で広宣流布できる法術と確信
Bさんの感想
九識霊断法相伝講習会は10日間ということで、正直「長期間でつらそうだな」と安易な考えをもって参加しましたが、いざ始まるとご遺文を中心とした教学と霊断法の実習など、時間が全然足りない日々が続きました。改めて自身の無知さと、寿量ご本仏さまや倶生霊神さまから日々のご加護のありがたさを痛感いたしました。受講前の私は、九識霊断法に触れたことはありませんでしたが、九識霊断法という法術こそが、この末法の現代で日蓮大聖人さまの本願である、お題目広宣流布と仏国土顕現であると確信いたしました。今後はこの九識霊断法と布教精神を胸に、日々精進してまいります。
目標は霊断法でお題目信仰に導くこと
Cさんの感想
私の使命は、日蓮大聖人さまの志した「お題目の広布・浄仏国土の顕現」のために、衆生を救済教化していくことです。本講習で会得した九識霊断法という秘法をもって、一人でも多くの人々の人生に明るい光を与えて、お題目信仰に導いていくという新しい目標ができました。僧侶として、日蓮大聖人さまの弟子の一人としての使命を自覚させていただいた、貴重な講習会でした。
信じてお題目を唱えるだけで良い
Dさんの感想
私の先輩が最近九識霊断法相伝講習会を受講され、その素晴らしさを教えていただき、この度受講をすることになりました。僧侶でありながら、なぜ法華経・お題目を唱えないといけないのか、という疑問の回答を自分自身で見つけることができないまま、僧侶を続けておりました。今思えば、自分自身が信じていなければ檀家さんや信者さんに伝えることもできず、信じていただけるわけもありません。この講習会を受講し、色々なことを勉強させていただきました。教学・霊断法など、受講してわかりましたが、本当に簡単なことでした。信じてお題目を唱えるだけで良い、法華経・お題目のご利益を顕現するのが霊断法であることを教えていただきました。これからは、一人でも多く幸福へ導けるよう、精進してまいります。
九識霊断法相伝講習会受講申し込み方法
①日蓮宗霊断師会本部へ電話でご連絡下さい。
03-5314-7030
②担当の支部長をお知らせいたします。
(※本部からも「受講の申し込みがありました」と支部長へ一報を入れます。)
必要事項(①受講願 ②履歴書 ③行道服採寸表)をご請求ください。
を支部長へ提出してください。
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ご注意ください
日蓮宗霊断師会から離脱し、類似した名称で相伝講習会を開催している団体があります。本講習会を受講されないと、九識霊断法創祖行道院日煌(髙佐日煌)聖人より一子相伝の相承を受けている正当な九識霊断法は相伝されず、正式な霊断師としては認められませんので、くれぐれもご注意ください。