質問ちゃん
問 聖徒団の唱題行について教えてください。(山梨県40代女性)
お答え上人
答 祈りで肝心なことの一つは精神の集中です。読経・唱題は、馴れるほど雑念が入りやすくなります。創祖行道院日煌聖人は、唱題修行において、余念を排除し、一意専心する方法として、充霊法華三昧法を考案されました。
充霊法華三昧法を修すれば、短時間で容易に法華三昧の境地を得られます。即ち、心の奥にある九識が働き始めるのです(=充霊)。
充霊法華三昧法は、三種の手振り(清めの手、納めの手、捧げの手)をしながら唱題します。どれほど長く唱題しようとも、別の考え事をしながらであれば、題目三昧の妙味に触れることは出来ませんが、この手振りをしながら唱題することで、起こりがちな妄念の生起を防ぎます(雑念が生じると手振りを間違え、正しい手振りを続けていれば自然に雑念が除かれます)。
充霊法華三昧法を修する際には、「充霊願文」(『聖典』五四頁)を唱えます。「充霊願文」に記される通り、お題目「南無妙法蓮華経」は、「九識の霊境を開」き、「梵佛一如の不可思議を現す」「如来秘密神通之力」であり、「一念随喜して法華三昧を修し、一心専念に南無妙法蓮華経と唱え」ることによって「法界の霊気」が「身心に充ち溢れ」、「無量無数色の霊光が放たれ」、「大威神力」が現されるのです。
充霊願文を唱えて、右の意義を確認し、充霊法華三昧法を修します。このようにして、自然に三昧の境地を開き、お題目の功徳を頂戴出来る行法こそが、充霊法華三昧法です。
充霊法華三昧法の清め・納め・捧げの三種の手振りは、信仰の須要な三つの心得、第一に御本尊にあい対する際に身心を清浄にすべきこと、第二に御本尊と感応道交し御加護を頂戴すること、第三に御本尊に報恩感謝の誠を捧げること、を表しています。この三つが信仰生活の急所であり、題目修行の肝要なのです。
※具体的な所作についてはYouTubeチャンネルを御覧ください
充霊法華三昧法を修すれば、短時間で容易に法華三昧の境地を得られます。即ち、心の奥にある九識が働き始めるのです(=充霊)。
充霊法華三昧法は、三種の手振り(清めの手、納めの手、捧げの手)をしながら唱題します。どれほど長く唱題しようとも、別の考え事をしながらであれば、題目三昧の妙味に触れることは出来ませんが、この手振りをしながら唱題することで、起こりがちな妄念の生起を防ぎます(雑念が生じると手振りを間違え、正しい手振りを続けていれば自然に雑念が除かれます)。
充霊法華三昧法を修する際には、「充霊願文」(『聖典』五四頁)を唱えます。「充霊願文」に記される通り、お題目「南無妙法蓮華経」は、「九識の霊境を開」き、「梵佛一如の不可思議を現す」「如来秘密神通之力」であり、「一念随喜して法華三昧を修し、一心専念に南無妙法蓮華経と唱え」ることによって「法界の霊気」が「身心に充ち溢れ」、「無量無数色の霊光が放たれ」、「大威神力」が現されるのです。
充霊願文を唱えて、右の意義を確認し、充霊法華三昧法を修します。このようにして、自然に三昧の境地を開き、お題目の功徳を頂戴出来る行法こそが、充霊法華三昧法です。
充霊法華三昧法の清め・納め・捧げの三種の手振りは、信仰の須要な三つの心得、第一に御本尊にあい対する際に身心を清浄にすべきこと、第二に御本尊と感応道交し御加護を頂戴すること、第三に御本尊に報恩感謝の誠を捧げること、を表しています。この三つが信仰生活の急所であり、題目修行の肝要なのです。
※具体的な所作についてはYouTubeチャンネルを御覧ください