海外からの聖徒団も600有余名が祖山につどう
日蓮宗聖徒団全国結集身延大会は、4月21日~22日、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺(内野日総法主)で開催された。
第53回目をかぞえる今年、韓国から初めての参加もあり、74聖徒団600有余名のお題目が棲神の聖地にこだました。
今回から祖廟参拝のスタートが拝殿前の石段下に変更され、参加者は日蓮大聖人さま祖廟により近い場所で手を合わせ信仰の誓いをあらたにした。
21日、全国から続々と参加聖徒団が集合。
午後1時45分、拝殿前の石段下で山崎浩道副大会長が開会を宣言し、高野玄隆ご廟所別当より歓迎の辞をいただいた後、髙佐日瑞首導ご一行が各団長と旗手が整列する拝殿へ。
読経・唱題を終えると石段下の聖徒が石段をあがり、大聖人さまに報恩感謝の誠を捧げた。
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22日午前7時30分、花火を合図に聖徒団が大本堂に入堂。
髙佐日瑞聖徒団首導をお迎えして団旗観閲式がスタートし、井上日修身延山久遠寺総務より歓迎のお言葉を頂戴した。
プラカードと団旗を掲げた聖徒が大本堂の中央に進み、拍手を贈られながら髙佐首導の前で一礼した。
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身延山久遠寺法主・内野日総猊下の御経頂戴とご挨拶、中川法政日蓮宗宗務総長のご祝辞をいただき、続いて献灯・献華・献香、納経代表者による納経式が行われた。
髙佐首導が奉告文を言上し、草野法界会長のお言葉を堀江宏正副大会長が代読、聖徒代表による誓いの言葉、聖徒団団歌斉唱、最後に河野全厚副大会長より閉会が宣言され幕を閉じた。
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韓国・京畿道廣州市の寶土寺聖徒団を率いる禹法顯団長は、韓国に日蓮大聖人さまの正しい教えを弘めることを志し、平成11年から日蓮宗寶土寺の住職として布教活動を行っている。
昨年、相伝講習会を受講。九識霊断法に感銘を受けた禹団長は、先に霊断師となった妻の閔兪美さんとともに聖徒12名を連れて初めて参加。背中に「但行礼拝」と刺繍されたおそろいの衣服を着た聖徒らが熱心に手を合わせる姿が見られた。
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