日蓮宗聖徒団第49回全国結集身延大会(4月19日~20日)が、日蓮宗総本山身延山久遠寺(内野日総法主)において開催され全国より76聖徒団850余名の聖徒が集った。
初日、日蓮大聖人のご廟所に参拝し、午後8時からは三門で竹燈籠が灯され唱題修行が営まれ、心ゆくまでお題目を唱えた。
翌日、大本堂では団旗観閲式、灯華香の奉納、納経奉告式に続き、髙佐日瑞首導を導師に大会法要が営まれ、最後に井上昭彦さんが力強く誓いの言葉を奉読した。
大会1日目
祖廟行事
20日午後1時55分、大乗文延副大会長の開会宣言ではじまった祖廟行事では、雨宮通仁ご廟所別当より歓迎の辞をいただいた後、司会の発声で主導ご一行を先頭に、全国各地から参集した聖徒団が整列し祖廟参拝が開始された。
参拝中は、小雨が降り続けているにもかかわらず、聖徒一人ひとりが途切れることなくお題目をお唱えし、祖廟拝殿において香を手向け、また献華台に花束をお供えするなど、大聖人さまに報恩感謝の誠を捧げた。
唱題修行
今年も午後8時より唱題修行が行われ、法要では永江尚幸副大会長が導師を勤め、千燈供養の灯籠が灯され、輝くお題目が浮かび上がる中、参加した聖徒の唱題が身延山に響き渡った。唱題中、導師・副導師による千燈供養申込者の読み上げが行なわれた。また、唱題修行に先駆けて、芝崎綾佳さん(宗圓寺聖徒)によるフルート演奏が奉納された。
大会2日目
団旗観閲式
大会2日目は団旗観閲式ならびに大本堂奉告式が執り行われた。髙佐日瑞首導による玄題発声ではじまり、身延山総務井上日修猊下の歓迎の辞をいただいた後、各聖徒団団旗の行進が始まった。続いて、身延山久遠寺法主・内野日総猊下による御経頂戴、日蓮宗宗務総長・小林順光猊下のご祝辞をいただいた後、法要が営まれた。草野法界会長のお言葉、聖徒代表による誓いの言葉と続き、最後に中里勝禮副大会長の弊会宣言で今大会は、幕を閉じた。
大本堂奉告式
ご宝前に献上
献灯の儀
献華の儀
献香の儀
納経の儀
日蓮大聖人さまのみ前にて納経を奉告
縁の下の力持ち
大会期間中は、大会組織委員と補佐員の方々が一丸となり準備を進める。補佐員の方々は、表舞台に立つことはないが、大会を支えてくださるとても大きな存在、まさに「縁の下の力持ち」なのである。